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 地下トンネル探検に舟下り――。地域の田畑を潤す農業用水のなりたちを、子どもたちに体験を通じて伝える取り組みが、福岡県うきは市の住民の手で続いている。江戸時代の先人の知恵と労苦を肌身で知り、郷土への愛着を深めてほしい、という住民の願いが、取り組みを支えている。

 大分県境に近い筑後川・夜明(よあけ)ダムのほとりにあるトンネル入り口に10月7日、ジャージーやTシャツ、水着姿の親子連れが集まった。345年前からうきは市の田畑を潤す約1・7キロの灌漑(かんがい)用トンネル・袋野隧道(ずいどう)を歩く「隧道探検」だ。

 ボランティアスタッフの案内で中へ入る。懐中電灯やヘッドランプを頼りに、ひざまで水につかって進んだ。「滑るね」「ちょっと冷たい」。子どもたちの声が響く。内部は直径2メートルほど。壁にはツルハシやノミで手掘りした跡が生々しく残る。

 途中から、サザエの殻に菜種油…

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