島根)松江の県立高校3校の学区、2021年度廃止

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市野塊
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 県教育委員会は、松江市内にある松江北、松江南、松江東の県立普通科3高校について、受験生の住所によって受験校が決まってしまう「通学区」制度を2021年度入試から廃止する方針を決めた。「県立高校魅力化ビジョン」案で示した。少子化の影響で定員割れする事態も起きており、各校が特色を出すことで生徒が主体的に進路選択をして学ぶ意欲を高める狙いだ。

 県教委によると、松江市内が通学区になっている市内の中学生に対し、普通科に限り市内をさらに3分割した通学区を設け、松江北、南、東の各校への志願者数の偏りを防いできたが、現在の中学1年生から取りやめる。松江東高が開校した1983年から「序列化を防ぐため」として採用されていた。

 撤廃にあたって各校は特色ある教育を打ち出す。松江北は理数科と普通科を維持。松江南は既存の理数科を、文理を融合させた「探究科」に改編する。松江東は、近くにある島根大や地域との連携を強化。また、松江南と松江東は多様な教科を受けられる単位制を導入する方針だ。

 廃止の背景は、生徒数の減少…

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