【動画】ツルよもっと飛んで来て 小中学生が模型など整備 高知・四万十市=笠原雅俊撮影
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 四万十市周辺をツルの越冬地にする活動を続けている「四万十つるの里づくりの会」(事務局・中村商工会議所)が2日、小中学生を対象に自然体験学習会を開いた。子どもたちは、ツルを誘うデコイ(模型)を整備したり草刈りをしたりして、越冬地にするための取り組みを学んだ。

 同市国見の市立東中筋中学校で地元の小中学生約30人が、同会事務局長の佐伯達夫さん(68)から映像を交えたツルの生態や種類、飛来数の授業を受けた後、同市江ノ村のえさ場で草刈りやデコイ(模型)の設置を体験。デコイを上空から見たツルが仲間と思って舞い降りてくるという。小学6年の小田真綾さん(11)は「ツルがいっぱい飛んで来てくれるとうれしいです」と笑った。

 会によると、マナヅル7羽が2日、同市森沢で確認された。優雅で赤い目で人気のマナヅルの飛来は2013年以来という。市内の水田などでは先月29日からナベヅル74羽が確認された。昨シーズンは5羽だった。佐伯さんは「マナヅルがやってきたのはうれしいニュース。市民や子どもたちの協力で活動の輪が広がっています」と手応えを感じている。(笠原雅俊)