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伝統菓子パォンデロー

 北野天満宮(上京区)の大鳥居近くに、ポルトガル国旗を掲げた菓子店「カステラ・ド・パウロ」がある。リスボン出身の菓子職人パウロ・ドゥアルテさん(50)と京都市生まれの妻智子さん(56)が、造り酒屋の蔵だった建物を改装。3年前にオープンした。山荘の雰囲気で、吹き抜けの2階はカフェ。民族衣装や絵本なども飾られている。

 主力商品は卵、砂糖、小麦粉だけで作る伝統菓子「パォンデロー」。地方ごとに焼き方が違い、カステラの原型といわれる。カステラと3種類のパォンデローを盛り合わせた「食文化比較プレート」が人気だ。

 智子さんは、学生時代に長崎旅行でカステラを食べたのがきっかけで、ポルトガル菓子や料理を知ろうと海を渡った。そして、飛び込みで働き始めた菓子店で、16歳だったパウロさんに出会う。パウロさんは「智子は菓子への情熱がすごかった。気がついたら結婚していた」と笑う。

 現地で日本のカステラを広めて…

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