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 衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)が手がけるプライベートブランド(PB)の「ゾゾスーツ」が、岐路に立っている。採寸専用の無料スーツで、これを着て注文すればぴったりの一着が届くサービスとして話題を集め、ブランドを象徴する商品だったが、前沢友作社長が先月末、無料スーツの配布を縮小する方針を突然発表した。

 先月31日に東京都内で開かれた決算説明会。前沢氏はPB事業の説明の中で、「今後はゾゾスーツなしで購入いただけるようになります」とさらりと述べた。

 注文する客の骨格や筋肉のつき方まで考慮したぴったりの服を届けるサービスが売りで、ゾゾスーツを使った採寸がその前提だった。今年1月にゾゾスーツの無料配布を開始。来年3月までに600万~1千万枚を配る計画だった。

 それからわずか10カ月。前沢氏は一転、配布を300万枚に縮小する計画を表明し、「(配布を抑えることで)約30億円のコスト減が見込める」と強調した。今後は、これまで集めた採寸データを活用し、身長、体重、年代、性別を入力すれば適切なサイズを提案する新たなサービスへと軸足を移すという。ゾゾスーツの配布は7月末時点で約113万枚にとどまるが、前沢氏は「お子様など一部の特殊サイズを除き、(集めた)データは十分」と説明している。

 「みんな体形が違うから測って…

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