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 米トランプ政権が5日に再開した対イラン制裁は、日本が長年夢見た「日の丸油田」の開発に、2度目の挫折を突きつける見通しだ。日本や欧州などが制裁に翻弄(ほんろう)されるなか、イラン最大の油田には中国の進出が見込まれる。日本企業の関係者に憤りと徒労感が広がっている。

 ペルシャ湾の突き当たりから約200キロ内陸にあるイラン・イラク戦争の元主戦場。フラミンゴが水浴びする沼の傍らで、日本のエネルギー安全保障を担う「日の丸油田」と期待されたイランの南アザデガン油田は、24時間態勢での掘削が続けられていた。米国による5日の禁輸再開を控えた10月中旬、記者はイラン当局から異例の取材許可を得て、現地入りした。

 油田の面積は東京23区を上回る約675平方キロ。イランの石油工学開発公社によると、推定300億バレルと世界最大級の埋蔵量があり、半分以上は未開発だ。今年1月の生産は日量15万バレルだが、政府は最終的に現在の国内生産の約半分に当たる日量60万バレルまで引き上げることを目指している。

 記者が案内された「353油井…

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