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 県内の耕作放棄地や公園で、放牧されたヤギが雑草をぺろりと食べ、除草に一役買っている。その愛くるしい姿から、癒やしの効果も期待されている。

 メエエエ――。防府市内の空き地に、鳴き声が響く。昼の暖かい日差しを浴びながら、ヤギたちがゆったりと雑草を食べていた。でもこれ、実は「仕事」中。耕作放棄地の草刈り、という業務が与えられていた。

 口笛を吹くと、柵のそばまでやってきた。「よしよし」となでていたのは、市内在住の山本徹さん(55)。本業は、市内で建設業を営む山本工業の社長だ。動物好きの山本さんは、5年前からヤギを飼い、現在は44頭を飼育するまでになっている。

 きっかけは、宇部市にある「と…

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