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 防衛省は2日、航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機2機が基地の西約200キロの訓練空域で、訓練中に接触したと発表した。機体の一部が壊れ、2機は約30分後に基地に緊急着陸した。けが人はなかった。

 防衛省によると、2機はパイロット各1人が乗り、午後2時50分過ぎに基地を離陸。約1時間後、対戦闘機訓練を終えて戻る途中、機体に異常がないかを互いに目視で確認していた際に接触した。1番機の垂直尾翼の上部と、2番機の左主翼下のミサイルランチャーの一部が損傷して脱落。洋上に落下したとみられる。ミサイルは搭載していなかった。ランチャー近くの燃料タンクには擦り傷もあった。今後、接触した経緯を調べる。

 空自機をめぐっては、2005年9月に千歳基地(北海道)のF15戦闘機2機が積丹沖上空で訓練中に接触。14年1月には松島基地(宮城県)所属の曲技飛行専門チーム「ブルーインパルス」の2機が、太平洋上で訓練中に接触する事故を起こしている。(古城博隆)