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 シリアから帰国したフリージャーナリスト安田純平さんに対し、「自己責任論」に基づく批判が鳴りやまない。2004年のイラク人質事件でも同様の批判が起きたが、仙台文学館(仙台市)初代館長で作家の故・井上ひさしさんは、当時の文章講座で「自己責任の言葉の使い方を間違っている」と語り、日本社会のあり方を問うていた。

 イラクでは04年4月、日本人3人が拘束され、程なくして解放された。当時は一部の新聞でも、社説で「自己責任の自覚を欠いた、無謀かつ無責任な行動が、政府や関係機関などに大きな無用の負担をかけている」「自由な選択が保障された国だからこそ、それに伴う自己責任が求められる」などと論じられた。

 こうした中、同年5月15日に文章講座が開かれた。井上さんは文章の句読点の打ち方を説明するうち、おもむろに3人へのバッシングについて「あれ、間違いなんです」と切り出した。

 講座によると、「責任」の語源…

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