イラン核合意から離脱した米国が5日に再発動するイラン産原油の禁輸制裁について、米政府は2日、これまでに原油の輸入を減らすなどしてきた8カ国を米国の制裁対象から除外することを明らかにした。複数の日本政府関係者によると、日本は制裁の除外対象だと伝えられたという。
米国の独自制裁は、イラン産原油を輸入する第三国に対しても制裁を科すもの。二次的制裁と呼ばれ、米政府が相当な量の輸入を減らしたとみなさなければ、その第三国の企業は米国の金融機関などとの取引が制限される。
ポンペオ米国務長官は2日に電話会見で記者団に対し、イラン産原油の全面禁輸に協力姿勢を示した8カ国を制裁の対象外とし、一定の輸入を認めると語った。8カ国は輸入に「相当な削減があったか、完全に停止する」とした。ただ、「イランに最大の圧力をかけ続ける。原油収入を絶つ」と強調。適用除外は一時的な措置で、輸入ゼロを求めることに変わりはないとした。
ポンペオ氏は国名は明らかにし…
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朝日新聞国際報道部