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東海大学付属高輪台高校

すべてに愛をもって。

 10月21日、名古屋国際会議場センチュリーホール。全日本吹奏楽コンクール全国大会の高校前半の部の7番目に、東京都代表として東海大学付属高輪台高校吹奏楽部が登場した。

 トレードマークの赤いブレザーを着た55人のメンバーが位置につく。2018年度の部長で、仲間たちから「コトゥーダ」と呼ばれる古藤田麻衣は、舞台下手のパーカッションのところに立った。

 その視界にひな壇一番上のトランペットパートが入った。

 「私はあそこにいたかもしれないのに、人生は何が起こるかわからないな」

 コトゥーダはそう思った。

 けれど迷いはない。やっとたどり着いた最高のステージで、打楽器奏者として精いっぱいのパフォーマンスを見せるだけだ。

 客席からステージに向けられる視線はどこか冷たい。このヒリヒリするような緊張感も全国大会ならではだ。顧問の畠田貴生が客席に向かってお辞儀をすると、会場が拍手に包まれる。

 「いよいよ始まるんだ」

 コトゥーダの口元に、うっすら…

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