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 山形県山辺町で3日、特産品の「山辺ニット」を多くの人に知ってもらおうと小学生によるファッションショーが町民総合体育館で開かれた。ニット製品や農産物など町の魅力をまるごと楽しめる「第10回やまのべ・まるごと・フェスティバル」の一環。

 モデル役を演じたのは町立相模小学校の5年生約40人。黒のワンピースにベージュのポンチョなど、さまざまなニットに身を包み堂々と歩くと、集まった観客らから大きな拍手がわいた。「袖の編み目がかわいい」「スカート部分にギャザーが入っていてオシャレ」など、披露したニットの紹介文も読み上げられた。

 少子化が進み、来年度の新入生が自分たちの学年の半分以下の18人しかいないと知った児童らが今年9月、「町のいいところを伝えて多くの人に地元に残ってもらおう」と特産品の山辺ニットのファッションショーを企画。町内のニットメーカー5社から無償でニットを借り、紹介文を考えたり、服にしわが寄らないよう胸を張った歩き方の練習をしたりするなど準備をしてきた。

 トリを務めた古瀬瑠莞(るい)君(10)は「どのニットも軽くて着やすい。いろんなニットがあるんだってことを知ってもらおうと思って歩いた」と笑顔を見せた。(宮谷由枝)