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 イタリア北部のオーストリア国境に近いドロミテ地方にある「バイオリンの森」が、10月29日から続いた暴風雨の影響で壊滅的な被害を受けた。この地域のトウヒの木は、1丁数億円で取引されるバイオリンの名器ストラディバリウスにも使われた。地元の林業技術の専門家は、元の森に戻るには「200年かかる」と指摘している。

 伊紙レプブリカによると、森がうみ出す良質な木材は、弦楽器やピアノの響板に広く使われてきた。北部クレモナで17~18世紀に弦楽器製作を手がけたストラディバリ父子も、この森の木材を使ったとされる。

 だが、風速30メートル以上の暴風が吹き荒れた結果、150万立方メートルの木が幅約200メートルにわたってなぎ倒され、壊滅的状態に陥った。

 クレモナの楽器製作者から照会…

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