【動画】五条通から高瀬川沿いに南下すると、元遊郭の風情を残した町並みが広がっている=興津洋樹撮影
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五条河原町かいわい(下京区)

 多くの車が行き交い、ビルが立ち並ぶ下京区の五条通。森鷗外が小説の舞台にした高瀬川のせせらぎに癒やされながら南に数分歩くと、一風変わった建物が続く。かつての遊郭街であり、8年前までその流れをくむ店が存在したが、完全に姿を消した。今ではゲストハウスや飲食店に中身を変え、若者や外国人観光客が集まっている。

 つかの間の息抜き。高瀬川に沿って散歩を楽しむ。この川は江戸時代の初め、豪商が設けた運河だ。運河によりまちがにぎわい、江戸中期から遊郭が栄え始めた。そこで働く人や客を目当てに飲食店が並んだ。この地区で暮らす竹田宏三(こうぞう)さん(72)が、そんな歴史を教えてくれた。

 竹田さんは、地元住民や出店者…

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