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 宮崎県西都市の国指定特別史跡「西都原古墳群」を中心に第32回西都古墳まつりが3、4日、あった。室町時代の「山陵祭」や「御陵祭」が起源とされ、5月に日本遺産に認定された「南国宮崎の古墳景観」構成ストーリーの一つとなっている。

 3日夜は、古代衣装に身を包んだ県内外の500人余りが、たいまつを手に古墳内を練り歩く「たいまつ行列」や、陵墓前のメイン会場でニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの日本神話を題材にした現代神楽「炎の祭典」の上演があり、一帯は厳かな雰囲気に包まれた。

 さらに、西都市制施行60周年を記念して6千発の花火が打ち上げられ、満開のコスモス畑や鬼の窟(いわや)古墳の墳丘を闇夜に浮かび上がらせ、訪れた人を魅了した。(菊地洋行)