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 住民主導でベトナムとの交流を深め、地域活性化につなげる動きが静岡県袋井市で進んでいる。きっかけはベトナムの独立運動指導者が作った石碑の存在。今年が建立100周年だが、脚光を浴びたのは最近のこと。住民が地域の歴史資源を発見し、価値を磨いてきた。

 石碑は、同市梅山の常林寺にある「報恩の碑」。同地出身の医師浅羽佐喜太郎(1867~1910)は20世紀初頭、ベトナムから日本に留学してきたファン・ボイ・チャウ(1867~1940)らを私財を投じて支援した。チャウはフランスからの独立を目指して日本に留学生を送る東遊(トンズー)運動を展開していた。

 浅羽は43歳で亡くなった。チャウは日本政府から国外追放されたが、ひそかに日本を訪れ、地元の資金協力も得て、碑を1918年に建立した。しかし、浅羽の支援は当時の国策に背くものだったため遺族は口外せず、碑は地元でもほとんど忘れられていた。チャウも独立を見ることなく、軟禁されて世を去った。

 脚光を浴びるきっかけは、20…

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