6日に米国で投開票される中間選挙。トランプ大統領の信任を問う初の重要選挙を前に、トランプ氏を支持する人々の中で、正体不明の「Q」を中心とする陰謀論集団が勢いを見せている。その背景について、米国における陰謀論研究の第一人者であるシラキュース大学のマイケル・バーカン名誉教授に聞いた。

 ――米国での陰謀論の高まりをどう見ますか。

 トランプ氏が大統領になる前から米国での陰謀論の広まりはピークに達していました。トランプ氏自身が明らかに非常に陰謀論に引きつけられた人です。米国民にトランプ氏のそうした側面を受け入れる素地が既にあったと言えます。

 まず、トランプ氏は「バーサー・セオリー」という、オバマ前大統領が米国生まれではないという主張を広めた最初の著名人です。さらに、大統領選中には、選挙が不正操作され、自分の票が盗まれて民主党候補だったクリントン氏に行っているという陰謀論を展開しました。

 大統領選後には、不法移民がクリントン氏に投票したと言い、それがなければ総得票数でも勝っていたと主張しました。最近では自分の政権を攻撃する「ディープステート」(影の政府)が存在していると主張しています。トランプ氏自身、まさに陰謀論の支持者で、非常に密接に関わっているわけです。

 こうしたトランプ氏の姿勢は、陰謀論者を勇気づけています。トランプ氏は陰謀論者を正当化し、他の人々に受け入れられるようにして、陰謀論者に米社会でのポジションを与えています。私は非常に危険だと思います。

「トランプ氏が陰謀論を話す時、本当に信じているのではと思う」。陰謀論研究の第一人者、米シラキュース大学のマイケル・バーカン名誉教授はそう語ります。反権威ではなく、大統領支持が独特という謎の陰謀論者「Q」をどう見るのか。どんな人が陰謀論を信じやすいのか。バーカン氏に聞きました。

 ――トランプ政権では、「影の…

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