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 10月にあった第71回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学校・同声の部で、最高賞の文部科学大臣賞に輝いた金沢市立西南部中学合唱部。福島県勢ら強豪校がそろう全国大会で、石川県勢として初の日本一の栄冠に輝いた同部の顧問稲垣潤一教諭(40)は、テレビマンから教師に転身した異色のキャリアの持ち主だ。

 稲垣教諭の原点は金沢泉丘高校合唱部での経験だ。今回のコンクール曲と同じ三善晃氏の楽曲を練習。恩師が招いた「合唱王国ふくしま」の礎を築いた故渡部康夫・福島県合唱連盟名誉理事長の指導も受けた。「渡部先生が指揮を振ると音楽が変わる。どんな言葉よりも手を見た方が分かる素晴らしい先生だった」

 金沢大学に進み音楽の教員免許を取得したが、卒業後に石川テレビでADのアルバイトを始めた。翌年に社員となり、記者や営業、制作など5年間勤務した。「唯一、自分で制作した番組が犬の殺処分がテーマのドキュメンタリーでした」。偶然にも今回のコンクールで披露した楽曲「のら犬ドジ」も、犬の殺処分がテーマ。不思議な縁を感じたという。「曲の内容が生徒たちの等身大に近く、あの子たちの個性と三善先生の曲がピタッと合った感じがしました」

 教師になったきっかけは、記者…

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