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 2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会と20年の東京五輪・パラリンピックでは、山梨県内の11市町村が事前合宿地になる。受け入れに欠かせないのがボランティア。「海外選手と交流できるまたとない機会」と県内からの希望者も多い。先月、県社会福祉協議会が富士吉田市で開いた「スポーツボランティア研修会」には幅広い世代の約50人が参加し、ボランティアのあり方について考えた。(河合博司)

 ボランティアの定義は自発性、公益性、無償性。語源は「自由意志」「志願兵」――。研修会でそう説明した山梨学院大現代ビジネス学部の長倉富貴教授(49)は、国内のマラソン大会や国体では、自治体職員や中高生、陸連会員らを動員している事例が大半だと説明した。「専門家の援助は必要ですが、動員に頼りすぎてはいけません」

 長倉教授はスポーツマネジメントが専門で、2002年の米ソルトレークシティ冬季五輪では組織委員会スタッフを10カ月間務めた。特技を生かす役割分担やチーム分けを重視し、ボランティアの練習プログラムを作っている。

 12年のロンドン五輪では3万…

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