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 走ることに情熱を燃やす高齢者が増えている。フルマラソン100回完走を目指す人が集まるグループの平均年齢は65歳。70代以上の3割弱が「ランニング・ジョギングを普段している」との調査もある。高齢者は、なぜ、何を求めて走るのか。

 名古屋市の名城公園で10月下旬、小さな手作りのマラソン大会が開かれた。約40人の参加者が1周約3キロを、時間や距離に関係なく思い思いに走る。

 87回を数えた「金のしゃちほこマラソン」。世話人を務める愛知県長久手市の河合邦純さん(70)が「誰でも走れる大会を」と呼びかけて14年前に始まった。

 フルマラソンの完走が830回を超す河合さん。「頭が真っ白になり、スカッとする感覚が忘れられない」と40歳ごろからマラソンにはまった。これまでに33の国・地域で開かれた大会で完走、世界7大陸制覇も達成した。

 ここまで続けられたのは、「仲…

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