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 会社やスポーツの現場などで、パワハラが問題になっている。可能性を引き出す指導は、暴力や人格否定の暴言とは対極にあるもの。「育てる」側に問われることは、何なのだろうか。

筒香嘉智さん(プロ野球選手)

 昨年から、中学生時代にプレーした大阪府の硬式野球チーム、堺ビッグボーイズ(BB)の小学生の部「チーム・アグレシーボ」のスーパーバイザーに就きました。日本の野球界への危機感からです。

 指導者が選手に最初から答えを与えすぎ、選手は言われたことしかしなくなっています。ミスしたときにもすごく怒られる。一つ一つのプレーに必ず何かを言われ、伸び伸びとプレーできず、自由な発想や表現ができないのです。

 堺BBでは、子どもたちを怒鳴りつけるようなことをしません。指示待ちにならず、自分たちで考えて動くことを大切にしていますが、他のチームのことを見聞きすると、日本野球界の現状はそうではないと思うことが多いです。

 今年の夏、少年野球で暴力を振るう指導者の動画を見ました。あり得ません。罰はまったくいらない。他のスポーツや会社でも、怒鳴る、殴るという指導があると聞きますが、そのような指導者は、相手に聞いてもらえる言葉を選べていないわけで、言うだけで足りないから殴ったり怒鳴ったりしてしまうんですよね。

筒香選手が考える理想的な指導法とは―。記事では、過労死問題に取り組む川人博弁護士、「クラッシャー上司」の著書がある松崎一葉医師にもインタビューしました。

 指導する際は、じっくり見守り…

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