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 食道や胃などを内視鏡(胃カメラ)で検査する際、のどを通るときに催す嫌な吐き気の軽減につながるマウスピースを、鳥取大医学部付属病院(鳥取県米子市)とゴム製品メーカーが共同で開発した。奥歯でもかむ馬蹄(ばてい)形にしたことで、前歯だけでかむ従来の筒型マウスと比べて安定し舌の位置も下がって、のどが広がるため不快感が減らせるという。

 開発に関わった耳鼻咽喉(いんこう)科医で、のどの動きに詳しい藤原和典准教授によると、不快感は内視鏡が舌やのどの壁に触れることで反射的に起きる。筒型は前歯だけのため不安定で緊張感からのどの奥も狭くなり、検査が難しくなるという。外れると歯で内視鏡が傷つくこともあった。消化器内科医から「検査が楽にならないか」との相談が開発のきっかけになった。

 新製品は適度なかみ心地がある軟質の樹脂素材を採用した。歯全体でかむことで安定し、のどの奥も広がることで内視鏡が触れにくくなって不快感が減らせるという。

 10人を対象にした実験では、挿入時の吐き気の回数は筒型よりも8割以上減り、検査を受ける際の苦痛や内視鏡医のストレスも改善される結果が出た。少しでも楽に検査を受けられることで病気の早期発見と治療につなげられるという。

 メーカーは防水用パッキンなど…

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