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 東京電力福島第一原発で昨年10月、自動車整備をしていた猪狩忠昭さん(当時57)=福島県いわき市=が死亡したのは長時間労働による過労が原因だったとして、いわき労働基準監督署が労災認定したことがわかった。遺族から相談を受けた全国一般労働組合全国協議会(東京都)が5日、明らかにした。

 同協議会によると、猪狩さんは自動車整備会社(いわき市)の整備士で、2012年から第一原発敷地内で車の整備を担当。昨年10月26日昼すぎ、構内で倒れて死亡した。致死性不整脈だった。亡くなる前の6カ月の時間外労働は平均で月110時間、直前1カ月は122時間だったため、遺族は労災を申請。労基署は過労死ラインを超えると判断し、先月16日に労災を認めたという。

 自動車整備会社の社長は取材に「過酷労働や無理な長時間労働をさせたという認識はまったくない」とコメントした。

 

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