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 ヘリコプターで迅速に救急患者を運び、ヘリ内で治療もする「ドクターヘリ」の有効活用に向け、厚生労働省は、ヘリの運用の検証にのりだす方針を決めた。ヘリの他、車で駆けつけるドクターカーの出動も増える中、ヘリ要請の基準や方法について、患者情報を集めたうえで地域ごとに協議してもらう。

 ドクターヘリは、救急医療に必要な機器や薬を搭載し、医師や看護師を乗せて現場に向かう。消防本部が119番通報の内容から判断したり、救急隊が現場で患者をみて要請したりして出動。救命や重症化予防につながっている。導入を後押しする公的な助成もあり、今年9月までに43道府県で計53機が配備されている。2016年度の搬送数は約2万5千件で、5年前の1・9倍に増えた。

 一方、救急医らが車で救急現場に駆けつけるドクターカーも救命救急センターなどで配備が進み、出動が急増している。

 しかし厚労省の調査によると、…

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