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 免震・制振用オイルダンパーの検査データの改ざんが発覚した油圧機器大手KYBは、6日発表した2018年9月中間決算で、119億円の純損失になったと発表した。交換用ダンパーの生産や設置工事などにかかる費用約144億2500万円を計上し、赤字に転落した。通期も赤字の見通しだという。

 9月中間決算で純損益が赤字になるのは3年ぶり。今年8月時点の業績予想では69億円の純利益を見込んでいたが、10月にダンパー出荷時の検査データ改ざんが発覚。国の基準や、顧客が求める性能に適合していなかったことから、KYBは約2年かけて改ざんの疑いのあるダンパーを全て交換する方針を示している。

 19年3月期は、8月時点で160億円の純利益を見込んでいたが、23億円の純損失(赤字)見通しに引き下げた。