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 最大震度7を観測した北海道地震は6日で発生から2カ月を迎えた。甚大な被害が出た厚真(あつま)町など3町には仮設住宅計130戸が完成、今月から入居が始まった。寒さが本格化する時期を控え、なお150人が避難所に身を寄せている。

 大規模な土砂崩れで36人が亡くなった厚真町では同日正午、宮坂尚市朗町長らが黙禱(もくとう)を捧げた。地震では同町やむかわ町、苫小牧市などで41人が死亡した。けが人は重傷者18人を含め749人。建物約1万6千棟に被害が出た。

 仮設住宅は9月末に着工し、今月1日に入居が始まった。まずは、123世帯280人が入居する予定。ただ、希望者全員が入居できるのは、さらに93戸が完成する今月下旬になるという。

 10月末時点での北海道庁のまとめでは、地震と道内ほぼ全域の停電による、農畜産物や林業、商工業、施設などへの被害額は2312億円。宿泊キャンセルなど観光への影響額は356億円にのぼる。