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 出走馬から禁止薬物(筋肉増強剤)が検出される事件が相次ぎ、岩手県競馬組合は6日、今週末の10日以降、レースを中止すると発表した。再開のめどは立っていない。

 薬物反応が出たのは、1件目が7月29日に盛岡競馬場で2着になった5歳の牝馬(ひんば)、2件目が9月10日に水沢競馬場(奥州市)で2着になった4歳の牝馬、3件目が10月28日に盛岡競馬場で1着になった3歳の牡馬(ぼば)。3頭とも水沢競馬場内の厩舎(きゅうしゃ)に所属し、いずれも筋肉増強効果のあるボルデノンが検出された。

 同競馬組合は監視カメラや警備員を増やすなど対策を立てていたが、相次ぐ薬物検出に組合管理者の達増拓也知事は「次の開催は予定通りできない」とコメント。県警が競馬法違反容疑で捜査している。(大西英正)