【動画】金属加工の技を駆使した「華倭里行燈」=筒井次郎撮影
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 行灯(あんどん)といえば、竹、木、紙で作る物。ところが、「華倭里(かわり)行燈(あんどん)」と名付けられた行灯は金属製だ。天平文様や寺社など、奈良らしい意匠が繊細に施されている。この作品を作るのは奈良県三郷町にある鉄工所。きっかけは、10年前のリーマン・ショックだった。

 正倉院宝物に描かれた天平文様、優しい表情の仏像、五重塔や古い町並み……。ステンレス製の行灯の側面には、切り絵のような精巧な図柄が彫られている。ほんのり、柔らかい明かりが漏れる。

 展示しているのは三郷町にある「ギャラリーカワリ」。マネジャーの垣本麻希さん(42)は「硬い金属なのに柔らか。いかにも土産物っぽいデザインではない、華やかさを意識しています」と話す。

 製造は、隣の金属加工会社カキ…

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