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 二十四節気のひとつ「立冬」の7日、岩手県陸前高田市で、ブランド化をめざす「北限のゆず」の収穫が本格的に始まった。

 同市周辺の気仙地域は、安定的にユズが生産できる「北限」とされ、200年以上前から栽培されてきた。東日本大震災をきっかけに増産の機運が高まり2013年6月、「北限のゆず研究会」が発足。毎年約200本の苗木を植えて手入れし、昨年は約4・2トンを生産した。ジュースやクッキーといった加工品の開発にも力を入れてきた。

 今年は13~14年に植えた苗木に実がなり、初めて本格的に収穫できるようになった。この日は県内外から11人の「ゆず狩りサポーター」が訪れ、黄色く色づいたユズにはさみを入れていった。同会の佐々木隆志副会長(59)は「夏に暑かったおかげで実も大きく色づきも良い。東北一のユズ産地をめざしたい」と話した。

 同研究会は23日まで計4回の収穫体験イベントを予定し、参加者を募集している。問い合わせは広報を代行している「SAVE TAKATA」(080・1679・1147)へ。(渡辺洋介)