拡大する写真・図版 輝くビル群の中に見えるゆりかもめの豊洲駅(中央下)。左下は線路=東京都江東区、朝日新聞社ヘリから、諫山卓弥撮影

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 東京のベイエリアは「光のまち」だ。藍色の空に伸びる、超高層ビル群。夜の帳(とばり)が下りると、無数の輝きが窓からこぼれる。

 東京湾の海岸を直線で切り取る埋め立て地。明治の地図を広げると、豊洲は海の底だ。湾岸地区は江戸時代から人の手で広げられてきた。ゆりかもめは、そんな人工の島々を結んでいる。

 1970年代に読んだ、子ども雑誌の「未来の鉄道」。無人運転の車両が、駅務員のいないプラットホームに定刻に滑り込み、定位置に止まる。それが、ゆりかもめで現実になっている。開業から23年、乗客が関係した人身事故は1件も起きていない。車いすでも介助者なしで乗り降りできる。

 しかし、ゆりかもめはいばらの道から歩み始める。こう揶揄(やゆ)された。

 「空気を運ぶ」

 理由は「世界都市博覧会(都市…

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