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 初のアジア王者に輝くためには、慣れぬ環境にどこまで適応できるのかがカギを握る。J1鹿島は10日(日本時間11日午前0時)、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でペルセポリス(イラン)と対戦する。本拠での第1戦は2―0で先勝。8日に敵地テヘランに乗り込み、決戦に備えている。

 中東遠征はACLでは初めてとなる。直行チャーター便の手配は間に合わなかった。チームは7日夜に成田空港を出発。乗り継ぎがあり、テヘランまで17時間かかった。5時間半ある時差対策として、選手は機内で映画2本を見てから眠った。8日には現地で初練習し、MF土居は「体調は普通。時差ぼけもない」と明るい表情を見せた。

 試合開始は日本時間の夜中だ。ただ、体調管理以上に警戒するのは、ペルセポリスが本拠とするアザディスタジアムだ。8万人以上が見込まれる相手サポーターに360度囲まれるだろう。MF三竿健は試合映像を頭に入れて、イメージトレーニングを積んでいる。「自分がピッチに立っているのを想像している。雰囲気にのまれないのが一番大事」。手荷物にはホテルで睡眠をしっかりと取れるように、耳栓を忍ばせた。「嫌がらせで騒音とかあるかもしれない」と話す。

 第1戦で奪った2点のリードは安全圏ではない。もし先取点を許せば、波状攻撃に遭うことは必至だ。第1戦で主将マークを巻いたDF昌子は日本代表での経験をチームメートに伝えている。「中東勢はホームになるとめちゃめちゃ強い。何げないバックパスでも大勢の観客が沸いて、気になってしまう。ピリッと引き締めて、試合に入らないといけない」

 クラブは環境整備に努めた。今…

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