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 キリンは、人工知能(AI)を使ってライフスタイルなどを分析し、客に合ったクラフトビールを勧めるサービスを8日から東京と横浜の2店で実験的に始める。クラフトビールは製法などにこだわった小規模醸造のビールで、多種多様な風味を気軽に体験してもらう機会をつくり、市場の拡大につなげたい考えだ。

 サービスの名称は「ビアナビ」。キリンの酒類技術研究所と産業技術総合研究所が共同で開発した。店舗に備えられたタブレット端末で、客が「流行に敏感なほうですか」「夕食を食べる所要時間は」といったライフスタイルや食に関わる10問程度の質問に回答。それをAIが約300人のアンケートをもとにした嗜好(しこう)のデータと照らし合わせ、4種類のクラフトビールからお勧めの1杯を選んでくれる。

 実験する店舗は東京・池袋の「キリンシティプラス池袋WACCA店」と横浜市の「横浜ベイクォーター店」。12月16日まで。客の反応をみて、来年以降の本格導入を検討するという。(長橋亮文)