共和党の強固な地盤テキサス州で、現職のテッド・クルーズ氏に挑み、惜敗したベト・オルーク氏(46)。生まれ故郷の、メキシコとの国境の町エルパソの野球場で敗北宣言をした。「みんなをすごく誇りに思う。共和党員も民主党員も、小さな町でも都市の人でも、この国に対して偉大な仕事を成し遂げられる」と語った。トランプ氏が移民排斥などを訴えて分断が広がるなか、党派などを超えて社会問題に向き合おうと語りかけた。

 22カ月かけ、州内のすべての郡や市を車で回り、SNSで情報を発信。学生時代にパンクバンドを組み、スケートボード好きという「普通の人」の雰囲気が若者を中心に人気を集め、「未来のオバマ」と呼ぶ人も多かった。

【動画】あおらず、ののしらず…聴衆を熱狂させた「未来のオバマ」ベト・オルーク氏の演説

 オルーク氏が語り終わるとジョン・レノンの「イマジン」が流れ、支持者たちは抱き合って泣いていた。ソーシャルワーカーのリア・ロペスさん(37)は「私たちは、たまたま国境のこちら側で生まれただけだとベトは話した。国境を越えているのはモノではなく人だと訴えた彼は、希望だ」と語った。スーパーでレジ係として働くダリラ・ウエルタさん(24)は「移民と暮らす国境の町エルパソで育ったからこそ生まれた政治家。負けて悲しいけど、2年後の大統領選に出馬してほしい」と話した。

「未来のオバマ」は敗北宣言で、支持者に希望を語った。

 敗北宣言でオルーク氏は語った。「恐れるのではなく、信頼して付き合う。この街、エルパソが行っていることを国中に広げなければならない」

 大統領選で常に接戦となるフロ…

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