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 大化の改新の立役者・天智天皇の息子で、生まれつき声が出せない障害があり、8歳で早世したと伝わる建皇子(たけるのみこ)。その人物像に迫る奈良県大淀町地域遺産創生シンポジウム「VOICE OF TAKERU(ボイス・オブ・タケル)2018」が18日、同町桧垣本の町文化会館あらかしホールで開かれる。

 町教委によると、日本書紀には、7世紀半ばに建皇子が亡くなると、祖母の斉明天皇は深く悲しみ、「私が死んだら一緒に葬ってほしい」という遺言が記されている。建皇子の墓は天皇の陵墓の多い飛鳥地域が有力視されるが、これまでに学術的には特定されていない。

 斉明天皇が詠んだ歌には「今城(いまき)なる小丘(おむれ)が上に雲だにも著(しる)くし立たば何か嘆かむ」とある。今城の上に雲が湧き立てば建の魂と思えるので嘆くことはないという内容。今城の地名には諸説あるが、大淀町西端の今木(いまき)地区にある保久良(ほくら)古墳(町指定文化財)は、建皇子の遺体を本葬までの間に仮安置する「殯塚(もがりづか)」だったとする伝承が江戸時代から残っている。

 シンポでは、今木地区の語り部…

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