【動画】2019年1月に南米大陸最高峰に挑戦する冒険家の三浦雄一郎さん=金子元希撮影
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 冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(86)が来年1月、南米大陸最高峰アコンカグア(標高6962メートル)の登頂とスキー滑降に挑む。80歳で世界最高峰エベレスト(8848メートル)に登頂した三浦さんは「自分の可能性を広げたい」と意欲を見せている。

 アコンカグアは、アルゼンチンのチリ国境付近、アンデス山脈にある。7千メートル近い標高のため、高度や乾燥、厳しい寒さへの対応が登頂成功の鍵となる。

 三浦さんは33年前の1985年にも登頂し、スキーで滑った。今回は高齢かつ持病の不整脈を抱えた中での挑戦となる。三浦さんの事務所ミウラ・ドルフィンズによると、さらに高齢での登頂例があるという。

 遠征隊は隊長の三浦さんを含む7人全員がエベレストの登頂者。70、75、80歳でエベレストに登頂した遠征に同行したスキー・モーグル元五輪代表の次男豪太さん(49)や国際山岳医の資格を持つ医師の大城和恵さん(51)、「登山界のアカデミー賞」と呼ばれるフランスの「ピオレドール(黄金のピッケル)」を2度受賞した平出(ひらいで)和也さん(39)らで構成する。

 計画では、三浦さんは来年1月2日に日本を出発。ベースキャンプ(約4200メートル)で高度に体を慣らしてから本格的に登り、登頂予定は21日。下山のときに一部でスキーをする。帰国は31日を見込む。

 挑戦に向けトレーニングを重ねている三浦さんは「高齢者特有の体のトラブルを乗り越えてチャレンジしたい。自分への素晴らしい試練だ」と話している。(金子元希)

 この遠征には朝日新聞大阪本社社会部の金子元希記者が同行して取材します。現地の様子だけでなく、国内での準備やトレーニングの様子も取材し、紙面(「三浦雄一郎 86歳の挑戦」)や朝日新聞デジタル、ツイッターアカウント(@motokikaneko)などで積極的に情報を発信します。

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