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 来年夏の世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)古墳群にある丸保山古墳(堺市堺区)で、近所の男性が約30年前に植えて育てた高さ数メートルの巨大なサボテンが突然、根元から倒れた。

 国の史跡で本来立ち入りも栽培もNG。古墳とサボテンのインパクトは強烈で「古代からの風景にそぐわない」との声も。それでも珍風景を写真に収める人も多かった。

 9月の台風21号で古墳の木が折れる中、持ちこたえた。「サボテンごと世界遺産に」と期待もあったが、台風の1週間後、ついに力つきた。男性も転居し、長年、異彩を放ったサボテンは、市が枯れるのを確認して撤去する。(村上潤治)