[PR]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、広島県立総合体育館で開幕する。日本勢は男子に平昌(ピョンチャン)五輪銀メダリスト宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子に同五輪4位の宮原知子(さとこ、関大)らが出場する。

 注目は女子。全日本選手権4連覇中で、大会優勝候補の宮原に紀平梨花(関大ク)と三原舞依(シスメックス)が挑む。

 8日は試合会場で午前と午後の2回の公式練習があった。光ったのは、GPデビューとなる16歳の紀平だ。浅田真央の代名詞と言われたトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを午前の練習で6回、午後の練習で8回の計14回も決めた。「トリプルアクセルや他のジャンプの安定感を出せるように練習してきました」。曲をかけた練習ではショートプログラム(SP)で1回、フリーで2回のトリプルアクセルを構成に入れた。3、4日にあった西日本選手権同様に今大会でも高難度のジャンプに挑戦する。「完璧な演技を目指して、トリプルアクセルが決められたらいいなと思います」

 19歳の三原も表彰台を狙う。昨季は平昌五輪代表を争ったが、全日本選手権で5位。あと一歩届かなかった。その悔しさを胸に、今季は戦う。この日の練習では3回転―3回転の連続ジャンプをきっちり着氷させるなど、好調さをアピールした。「初めてのNHK杯で緊張もあるけど、楽しめたらいいかなと思います」

 男子は優勝候補の宇野のほか佐藤洸彬(ひろあき、南部美人)、山本草太(中京大)が出場する。(大西史恭