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 給食を通じて本に興味を持ってもらおうと、山形市立の小中学校で、小説や絵本に出てくる料理を提供する「図書給食」が行われている。市学校給食センターが初めて実施し、13日まで計51校に「きのこカレー」を順次、提供する。鶴岡市出身の絵本作家つちだよしはるさんの絵本「カレーライス おかわり!」に登場するカレーだ。

 8日昼、山形市立西小学校(同市西田3丁目)では、約450人の全校児童にきのこカレーが振る舞われた。舟形町産のマッシュルームや国産のしめじなどが入っているといい、同センターの栄養士が1年生の教室を回ってつちださんの絵本を紹介した。

 児童らが次々におかわりをして、30分もたたないうちに約10リットルのカレーが入った食缶が空になった教室も。堀内遥くん(1年)は「きのこはそんなに好きではなかったけど、これならおいしく食べられる」と笑顔を見せた。

 同校の図書室にはつちださんの本を集めたコーナーがあり、山川心和(ここな)さん(1年)は「休み時間に見に行ってみようかな」と話していた。(西田理人)