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 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)配備の原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員15人が薬物使用に関与したとして、軍法会議にかけられたり、内部処分を受けたりした。米軍の準機関紙「星条旗新聞」が6日付電子版で報じた。14人は原子炉部門に所属していたという。

 同紙によると、2等兵曹2人が、麻薬のLSDを使用したなどとして、軍法会議にかけられる。3人が海軍犯罪捜査局(NCIS)の捜査を受けており、他に10人が米海軍の内部処分を受けた。原子炉部門の14人は事件発覚後、任務を解かれた。14人が関わった作業や原子炉そのものに問題はなかったという。

 空母には約3千~5千人が乗り組む。第7艦隊スポークスマンは同紙に、原子炉部門が400人以上で構成されていることも明らかにした。原子力艦は特に秘密が多く、原子炉部門の要員数が明らかにされるのは異例だ。

 事件は、空母乗組員の自宅宛て国際郵便から麻薬が見つかり、神奈川県警が乗組員を麻薬取締法違反の疑いで書類送検。横浜地検横須賀支部が不起訴処分とし、NCISが捜査していた。(太田泉生)