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 シリア国営通信は8日、シリア南部スウェイダで7月に過激派組織「イスラム国」(IS)に拉致された女性ら19人が、アサド政権軍によって解放されたと報じた。政権軍は中部パルミラの北東部でISメンバーらと戦闘の末、女性らを解放したという。

 一方、反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」は、ISが女性らを解放したのは、政権軍が捕らえていたIS関係者の女性らとの人質交換の結果だったとしている。

 ISは7月25日にスウェイダ市で自爆テロを実行し、その近郊の数カ所の村も襲撃。監視団によると、250人以上が死亡し、半数以上は市民だった。その際、ISは女性や子供ら30人を拉致していた。これまでに処刑されたり、解放されたりした人質もいたとされる。同通信は、今回の作戦で全員が解放されたとしている。(イスタンブール=其山史晃)