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 山梨県笛吹市一宮町千米寺の釈迦堂遺跡博物館で、開館30周年記念の特別展「千百十六―釈迦堂の1116点の土偶たち」が開かれている。

 釈迦堂遺跡は1980~81年に発掘され、土偶は1116点が出土した。ほとんどが4千~5千年前の縄文時代中期のもので、これだけ多くの土偶が一つの遺跡から出土したのは全国でも珍しいという。特別展では顔や胸、腕など部位ごとに分類し、1116点すべてを展示している。

 学芸員の一瀬一浩さんは「これだけ多数の土偶を一度に見られる機会はあまりない。土偶は安産などを願ったものと考えられ、当時の人々の強い思いをくみとってほしい」と話す。

 12月24日まで。午前9時~午後5時。火曜休み(20日は開館)。入館料は一般・大学生200円、小中高校生100円。問い合わせは釈迦堂遺跡博物館(0553・47・3333)へ。(谷口哲雄)