ワシントン=ランハム裕子
アメリカのトランプ大統領に対する「信任投票」だった6日の中間選挙。上院は与党・共和党が過半数を維持、下院は野党・民主党が8年ぶりに過半数を奪還する見通しが判明した6日夜、トランプ氏は「今夜はとてつもない成功だ。みんなありがとう!」とツイートした。早々と「勝利宣言」をしたのだ。
事前に発表されていた翌7日のトランプ氏の予定は「公式行事なし」。でもきっと緊急記者会見を開いて、言いたいことを言うだろうな。そんな予感がした。
予感は的中した。7日早朝、同日午前に記者会見を開くとサンダース報道官がツイート。ホワイトハウスに出入りする報道関係者なら事前登録なしで会場に入れる「オープンプレス」に設定された。なるたけ多くの報道機関に取材してほしい。そんな狙いが透けて見えた。
会見は午前11時半スタート。世界が注目する中間選挙後初のトランプ氏の生発言だけに、朝から多くの報道陣がホワイトハウスに駆けつけた。集合場所は混乱状態。あちこちで「押すな!」「俺はお前より先に来た。なぜ俺の前にいる?」などの叫び声が飛び交った。
アメリカの中間選挙で、下院は野党・民主党に過半数を奪還されたものの、上院は与党・共和党が過半数を維持し、「とてつもない成功」と6日夜にツイートしたトランプ大統領。でも翌日の記者会見では終始不機嫌でした。レンズを通してトランプ氏を追ってきたフォトグラファー、ランハム裕子の報告です。
■長くなりそう…
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朝日新聞国際報道部