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堀篭俊材の波聞風問

 日立化成、KYBで検査データの改ざん問題が相次いで発覚した。長年にわたる不正の構図は、約1年前に表面化した神戸製鋼所、三菱マテリアルと同じだ。法令順守などを徹底させる内部統制報告制度が始まって10年。なぜ企業の不正は絶えないのか。

 創業家のプリンス経営者が海外のカジノにのめり込み、106億円を失った事件を覚えている人は多いだろう。

 大王製紙元会長の井川意高(もとたか)さん(54)は6年前、特別背任の罪で懲役4年の実刑判決を受けた。その井川さんが今年10月、日本公認不正検査士協会主催の都内での鼎談(ていだん)に出て、興味深い発言をしていた。損失を穴埋めしようと、彼は大王製紙の子会社に計55億円の借金を無心した。

 「借入先の子会社はもともとは井川家の企業だったのに、大王製紙のグループ会社に不当に組み入れられたという意識がありましたね」

 懺悔録(ざんげろく)といえる…

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