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 来春に東京・上野の東京都美術館で開かれる「クリムト展 ウィーンと日本1900」(朝日新聞社など主催)で、グスタフ・クリムト(1862~1918)の独自の画風を象徴する「ヌーダ・ベリタス(裸の真実)」(写真、1899年、オーストリア演劇博物館蔵)などが来日する。主催者が9日、東京都内で会見を開き、発表した。

 クリムトは1897年、伝統にとらわれない自由な芸術表現を求めて「分離派」を結成し、独自の画風を確立していった。「ヌーダ・ベリタス」は裸の女性が鑑賞者に「真実」の象徴とされる鏡を向け、大衆の批判に迎合しない芸術を志向する精神が表れている。

 ほかにも代名詞である黄金で彩られた作品など、国内で開かれるクリムト展としては過去最多となる油彩画20点以上が並ぶ。約40年にわたる画業の中で生み出された風景画や肖像画なども紹介する。

 展覧会は来年4月23日から7月10日まで。7月23日から10月14日までは、愛知県の豊田市美術館に巡回する。東京会場の鑑賞ガイドと特典ファイルが付いたチケットや、夜間に人数限定で鑑賞できるチケットは、10日から発売を開始する。公式サイト(https://klimt2019.jp/別ウインドウで開きます)などから購入できる。