[PR]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯は9日、広島県立総合体育館で男子ショートプログラム(SP)の競技が12選手が出場して行われ、今年の平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)が92・49点で首位発進した。2位は昨年覇者のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)で91・37点。18歳の山本草太(中京大)が74・98点で6位、佐藤洸彬(南部美人)が67・38点で10位につけている。

 NHK杯は初出場となる宇野は、最終前の11番滑走で登場。冒頭の4回転フリップで、2・20点の出来栄え(GOE)加点を得た。続くジャンプは4回転―3回転の2連続トーループの予定だったが、1本目で転倒した。後半のトリプルアクセル(3回転半)は3・66点のGOE加点を得る美しいジャンプで立て直し、技術点は48・91点。演技構成点は5項目中2項目で9点台を獲得して44・58点。転倒で1点を減点された。

 宇野は演技後、転倒したジャンプについて「思い切っていった結果で悔いはない。次の試合に向けて、SPは取り組まなければいけない部分が見つかった」と語った。

 3番滑走で登場し、シニアのGPデビュー戦となった山本は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を決め、出来栄え(GOE)で1・94点の加点を得る美しいジャンプを見せた。ルッツ―トーループの2連続ジャンプは連続3回転の予定だったが、トーループが2回転に。それでも、後半の3回転フリップを決めて、立て直した。スピンは全て最高のレベル4を並べた。技術点は38・58点、演技構成点は36・40点だった。

 2番滑走の佐藤は、冒頭の4回転トーループで転倒し、続くトリプルアクセルは着氷が乱れた。3回転ルッツ―2回転トーループの連続ジャンプは、出来栄えで加点を得た。技術点は34・31点、演技構成点は34・07点で、ジャンプの転倒で1点を減点された。

 女子SPは、第2戦のスケートカナダを制したエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が76・17点で首位発進した。平昌五輪4位で第1戦のスケートアメリカを制した宮原知子(関大)が76・08点で2位。三原舞依(シスメックス)が70・38点で3位、シニアのGPデビュー戦で16歳の紀平梨花(関大ク)が69・59点で5位となった。