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 米モンタナ州の連邦地裁は8日、カナダ産原油をテキサス州に運ぶパイプライン「キーストーンXL」の建設を差し止める判決を出した。このパイプラインは、環境汚染を懸念したオバマ前政権が2015年に計画を却下したが、トランプ大統領が就任直後に建設計画を進める大統領令に署名した。原油や天然ガスの輸出を増やし「エネルギー支配」を目指すトランプ政権にとっては痛手だ。

 判決は、建設の是非を判断する国務省に対し、連邦法で定める原油漏れなどの環境影響評価が不十分だと指摘した。パイプラインによる温室効果ガス排出の増加や原油漏出の新たな想定などのほか、ルートにあたる先住民の文化遺産への影響なども追加で調べるように命じた。

 パイプラインを建設するカナダ…

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