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 (10日、サッカーACL決勝第2戦 鹿島0―0ペルセポリス)

 敵地テヘランで10万人近い相手サポーターに360度取り囲まれた。鹿島がバスでアザディ競技場に到着すると、ブーイングが聞こえてきた。「すげえなあ」。選手からは自然とそんな声が漏れた。クラブ初となる中東遠征。恐れているのではない。普段味わえない環境にわくわくしていた。

 前半4分、ピッチ中央近くでボールが浮く。DF昌子は味方につなぐのではなく、思い切って斜め前方へ、ヘディングした。守備陣はボールを持ったとき、少しでも危険があれば、前方へ大きく蹴り出した。昌子は「リスクを背負う必要はない。失点しないことが大事」と試合前から割り切っていた。

 本拠での第1戦は2―0で先勝。この敵地での第2戦はブブゼラと独特の手拍子が鳴り響き、仲間の声も聞こえない。初優勝のために不細工でもいい。堅守速攻に徹した。

 遠征にはイランの渡航経験が豊…

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