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 ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領は11日、パリで開かれた第1次世界大戦終結100年記念式典の昼食会で話し、今月30日~12月1日にブエノスアイレスで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の際に首脳会談を開くことで合意した。

 ロシアのペスコフ大統領報道官が11日、明らかにした。

 ペスコフ氏によると11日の昼食会での両首脳の会話は短いものにとどまった。10月にトランプ氏が表明した米国の中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱など、具体的な課題には触れなかったという。

 米ロ首脳会談は7月以来で、INF全廃条約問題が焦点になる。プーチン氏はトランプ氏の離脱表明後にモスクワを訪れた米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)に、ブッシュ政権時代の2002年の弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約からの離脱に続く、米国の一方的な離脱を批判した。

 また、オバマ米大統領時代に米ロが結んだ「新戦略兵器削減条約」(新START)の延長問題も話し合われる見通し。同条約は米ロが配備する戦略核弾頭数の上限を1550発としたが、トランプ政権は21年までの条約の期限を延長するかどうか態度を明確にしていない。

 プーチン氏はボルトン氏と会談した際、パリの式典の際の首脳会談を提案。米側も同意していた。しかしプーチン氏はロシア国営テレビに「要請を受け、ここでは会談しないことにした」と述べ、主催者の仏政府から延期の要請があったことを示唆した。(パリ=喜田尚)