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 LGBTなど性的少数者を支援する「レインボーハート富山」代表の沢田弘樹さん(44)=仮名=がこのほど、富山福祉短大(富山県射水市三ケ)で特別講義を行った。看護学科の1年生に、性のあり方は多様であることや、医療・看護の現場に求める性的少数者への対応について話した。

 沢田さんは、高校生の時に同じクラスの男子学生にひかれ、好きになるのは同性の男性だと気づいた。長年、誰にも打ち明けられなかったが、30代後半で好きになった男性に初めて告白し、受け入れてもらったことで自信を持って生きられるようになったという。

 沢田さんは、性のあり方は多様であるものの、周囲の理解がなくて困ることがあると説明。入院した時に着る服や部屋が男女で区別され、性同一性障害の人たちが苦痛を感じても、医師や看護師が理解してくれるかわからず、相談できるか不安に感じることもあるという。沢田さんは「当事者から相談があれば、配慮ができるか検討してほしい」と訴えた。(吉田真梨)