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(11日、錦織2―0フェデラー)

 いつもの錦織、フェデラーと違う。互いの良さを引き出し合う好ラリーの応酬ではなく、第1セットで目立ったのは、連鎖反応のようなミスの伝染だった。

 錦織の言葉を借りよう。「両方とも1セット目は良くなかった。ほとんどミスしていたので、リズムをつかみづらかった」。錦織は第1サーブの成功率が47%と苦しんだが、フェデラーのリターンミスに救われた。共にブレークポイントなく迎えたタイブレークを制してセットを先取した。この1年、タイブレークを含む「重圧がかかる局面」の勝負強さは世界1位という統計通りの粘り腰だ。

 ブレークを許す幕開けの第2セ…

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